昨日は越後森林館コンサートへお越しいただき、ありがとうございました。

おかげさまで、連日降り続く雨のなか、私たちのために晴れてくれたような秋晴れの一日となりました。

立ち見を含め100人を優に超すお客様の多くの方が、はじめてお会いする方々でしたのに、最初から大変乗りのいい雰囲気に恵まれ、メンバー一同喜んでおりました。

会場でも少しお話させていただきましたが、実は11月１日、三線初心者教室の一期生で、十年来三線サークルゆんたくでがんばって来られた小島さんが亡くなりました。

３月に余命何か月と宣告されてからも、６月のなかゆくいコンサートや７月のディサービスセンターでの演奏など、そんな様子は欠片も見せられず、ゆんたく№１の演奏姿の良さと通る声を聴かせて下さいました。

病状も知らず、お帰りを待っていたメンバーのショックは計り知れず、どうなることかと思いましたが、私たちは「それでも前に進む」事を選びました。

なので、会場のステージ脇の譜面台には、ゆんたくのステージに立ち、一番の笑顔をしている小島さんの写真を立て、ご一緒させていただきました。

音響のセッテイング中、ミキサーの全チャンネルのピークメーターが点灯し、まったく使い物にならなくなり、メンバーそれぞれの声を聞いていただく事も出来なくなりましたが、ホールの響きがそれも何とか助けてくれたようです。

遠くは長野からお越しいただいた方もいらっしゃいましたのに、満足のいくステージをお送りできなかったのは残念でしたが、本当みんな精一杯やってくれたと思います。

次にお会いする時は、設立10周年のステージになるでしょうか？。
新潟はこれからまた灰色の空に覆われた季節を迎えます。皆さま、どうぞご自愛されて、お過ごし下さい。a(^^)be